京都のとある廃病院に足を踏み入れた大学生たち。真っ暗な廃墟の中で、彼らは何を見つけ、何を失ったのか。恐怖と好奇心が交錯する中、彼らの冒険は思いもよらぬ結末を迎える。
廃病院の探索

大学生たちは、京都の廃病院に興味本位で足を踏み入れた。懐中電灯を手に、暗闇の中を進む彼らの前には、落書きや散らかった物が広がっている。
典型的な廃墟の光景だ。
恐れを知らぬ男
その中でも、一人の男は「全然怖くない」と豪語し、先頭を切って進んでいく。
彼は手術室にたどり着き、手術台に腰掛けてタバコを吸い始める。仲間たちは彼の勇気に驚くばかりだ。

不穏な出来事
探索を終え、乗ってきた車に戻ろうとした彼らだったが、その男がタバコを取りに戻ると言い出す。彼は懐中電灯も持たずに廃病院へ戻っていった。しかし、彼は一向に戻ってこない。
謎の電話

待ち続ける仲間たちの前に、突然タクシーが現れる。降りてきたのは、その男の母親だった。
彼女は「病院から息子が大変だという電話を受けた」と語る。驚いた仲間たちは、再び廃病院へ向かう。
衝撃の結末
手術室で見つけたのは、手術台に横たわる男の姿だった。仲間たちは最初、男が寝ているのだと思った。
しかし、懐中電灯で照らしてよく見ると、彼は既に息絶えていた。体中にメスが刺さっており、その光景は誰もが息を呑むほどの恐怖だった。
